2020年03月10日
音楽療法(街角の音楽家)
グランケアでは15年前から音楽療法を導入しています。
数年前からは、「街角の音楽家」というアクティビティの名前になり、
ご入居者も予定表を見て、当日を楽しみにされております。
今日は「街角の音楽家」についてご紹介いたします。
【 内容 】
・音楽療法士1名が1フロアー(30名弱のご入居者の居室があります)を
午前中から夕方まで滞在しています。
・電子ピアノやギター、打楽器やハンドベルなど色々な楽器を用意しています。
・場所は決まっておりません。
場所も食堂の他に廊下やエレベーター前など決まっていないのです。
突然、廊下で出会って1曲歌ってみませんか?の
流れから廊下に集まってくることもあります!(^^)!
・あらかじめ決まったプログラムではなく、
ご入居者との会話や集まって来られた方の好みに応じて選曲されていきます。
・参加者は決まっておらず、自由参加です。
少人数だったり、大勢だったり、
もちろん途中から参加、途中で退室なども自由なのです。
・1日在中しているため、午前参加できなかった方には、午後に声をかけてみます。
その日はみんなで歌う気分、体調ではない方というには居室訪問も行います。
・居室訪問では、ベッドサイドに電子ピアノを寄せてお好きな歌を歌ったり、弾きます。
時にはギターで、時にはアカペラで耳元でも優しく歌います。
きちんと歌う、大きな声で歌う事を目的としていません。
音楽に触れることで、気持ちが開放されたり、思い出されたり、言葉が増えることがあります。
音楽がきっかけとなり、隠れた能力やパーソナリティが出てこられるため、
ご入居者同士の会話が増えたり、関係性が生まれたりすることもあるのです☆
ご入居者の体調やニーズに合わせて、
皆様の近くに音楽が寄り添う、
生活の中に音楽があるというイメージです♬
投稿者: グランケアあざみ野 2020年3月10日 09:46 | パーマリンク