脳卒中のサインを見逃さない～FASTとは～ (グランクレールあざみ野便り)

2020年8月

27日

脳卒中のサインを見逃さない～FASTとは～

グランクレールあざみ野日記, イベント

前回大好評だった住宅看護師による健康セミナー。

今回は脳卒中予防をテーマにしたセミナーを開催いたしました。

今回も大好評でしたが、皆様にもダイジェスト版をBlogでお届けいたします。

脳卒中は、高齢者が介護が必要になる原因の第2位を占めています。脳卒中を起こすと、マヒや言語障害など後遺症が残ってしまいます。

後遺症を残す事なく、皆様に健康寿命を延ばして頂く為のセミナーです。

脳梗塞の前触れとして、一過性脳虚血発作と呼ばれる言語障害や

手のしびれなどの症状が、身体に一時的に起こります。

症状の多くは10分程で消失する為、受診をせずに様子をみる方が多いそうです。

一時的な症状でも、受診することが大切です！

普段の生活も大切。食生活の見直しや適度な運動を習慣づけ動脈硬化を予防し、日常的に血圧を測定し、自分の血圧を把握しておくことも大切です。

米国脳卒中協会が推奨するFASTというテストがあります。

Face＝顔が歪む。　Arm＝片方の腕に力が入らない。Speech=うまく話せない。

1つでもあれば脳卒中を疑います。TはTime、発症した時間。
その頭文字を取ってFASTと呼ばれています。

発症した時間を正確に把握することで、適切な治療へと繋がります。

夏場は水分不足で、血液がドロドロになり脳梗塞が起こる危険性が高いです。

まだまだ暑い日々が続きます。身体に異変を感じたら、
迷わずスタッフに相談しましょう。

私たちスタッフも、看護師を中心にいち早く皆様の異変に気付けるよう、

常日頃より精進していきます！

投稿者: グランクレールあざみ野 2020年8月27日 13:23 | パーマリンク