このページを閉じる

2019年3月
23

『和』の作品展

毎年秋に絶賛開催中の、ご入居者の皆様の作品展。多才な方々が多く、展示場に収まりきらない程の出展数になりました。そこで今年から、『和』をテーマとして、書道や俳句など出展作品のみを集めた『和の作品展』を新たに開催いたしました。 


作品展サムネ.JPG

まずは俳句講座『馬事公苑 華の会』の参加者の皆様の俳句展示から。

 俳句 額1.JPG

俳句の季題は「踏青」と「初蝶」。講座参加者の皆様が詠まれた句を額縁に入れたり、扇面にしたためて飾り付けたり。講師の水原亜矢子先生と参加者の協議のもと、句の展示方法にも工夫をこらしてみました。


俳句秋櫻子.JPG啓翁桜や、水原先生に特別にお借りした俳人『水原秋桜子』の句も作品展に花を添えます。


続いては、西本願寺三十六集 友則や 関戸本 古今集の臨書です。


関戸本 古今集.JPG  
友則.JPG 若かりし頃に彫刻された鎌倉彫の作品は、日常的に使用していたそうです。


鎌倉彫.JPG書道教室の参加者の方々の作品を、川上麗有先生の大作を中心に、掛軸にして壁一面に展示いたしました。


書道kakejiku.JPG見事な書の腕前と迫力に、訪れた皆様も感嘆されていました。


全景①.JPG写真の十二単の衣装が気になりますね。


十二単.JPGこちらは作品ではなく、同じ週に開催される十二単のイベントの告知も兼ねて、展示させて頂きました。
和の作品展は初の試みでしたが、テーマを『和』に絞ることで統一感があって良かった、と皆様に大好評で幕を閉じました。
次回は、いよいよ十二単のお服上げのイベントです!

投稿者: グランクレール馬事公苑 2019年3月23日 19:10 |

まもなく平成が終わりを告げようかという3月27日。
グランクレール馬事公苑では、悠久の歴史に触れる素敵なイベントを開催いたしました。
イベントは『龍笛演奏』と『式正十二単 お服上げ』です。


サムネ.JPG式正とは、『正しい着け方、お支度全体が正式』という意味で、お服上げとは『着装・着付ける』を意味します。


ブログ看板.JPG今回の十二単のお服上げイベントには、『学校法人 国際文化学園 国際文化理容美容専門学校 』の校長、荘司 礼子 先生をはじめとするスタッフの皆様方、ならびに龍笛演奏の部では、大前恵比寿神社の宮司、久松 広樹 様にご演奏を頂きました。 


龍笛①.JPG普段ではあまり耳にすることない厳かな音色に、皆様聴き入っていらっしゃいました。

続いて十二単のお服上げへと移ります。
天皇のご即位と皇位継承にあたり、秋に予定されている大嘗祭を前に、正式なお服上げが繰り広げられます。


DSC00084 (2).JPG

DSC00090.JPG

スタッフの方による、細かな着付けの過程や装束についての解説を頂きながら、
荘司先生の無駄な動きの一切無い手捌きで、十二単へと着付けられていきます。


DSC00102.JPG

DSC00110.JPG


DSC00127.JPG

十二単お方様に束帯お方様、荘司先生、龍笛演奏の久松様、皆様一同にお並び頂くとさすがに圧巻です。
日本人であることの誇りと新しい元号への時の流れを、実演により肌で感じることができました。
ご入居の皆様もそれぞれに想いを馳せていらっしゃいました。


~おまけ~
ご入居者の皆様へのサプライズとして、スタッフの私共にも着付けて頂きました。
おかげ様で、+αの驚きと笑顔を頂くことができました。

三澤・横山③ブログ用.jpg


投稿者: グランクレール馬事公苑 2019年3月27日 19:08 |

カレンダー

  • 前の月
  • 2019年3月
  • 次の月
日 月 火 水 木 金 土
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

カテゴリー

過去の記事

月を選択

グランクレール馬事公苑Webサイト

このページを閉じる