9月12日
猛暑の後の長雨が上がった土曜日、グランクレール文化基金主催のコンサート「サインと声がひとつになるコンサート」が開かれました。「サイン」とは手話のこと、手話とボーカルを、見て聴いて楽しむコンサートです。
まずは村尾支配人よりご挨拶、続いて大橋ひろえさんと真人大樹さんの登場です。
耳の不自由な大橋さんは真人さんの唇を読み、スピーカーから伝わる振動を身体でとらえて歌を手話で表現します。コンサートは自然なアイコンタクトで進行していきました。
率直な自己紹介ですぐに客席の心をとらえた大橋さん、女優として舞台に立つ演技力がその豊かな表現を支えます。
真人さんの力強いボーカルで「スタンド・バイ・ミー」や「オンリーユー」、そして美空ひばりさんの名曲や「青い山脈」など懐かしい曲もたっぷり聞かせていただきました。
お二人のお人柄がにじむ温かい雰囲気に加え、大橋さんの並外れた努力に対する賞賛の声が、ご入居者からたくさん聞かれたコンサートでした。
投稿者: グランクレール成城 2015年9月15日 20:58
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