- 2016年10月
- 28日
「遊びにいこう 一宮庵(いっくあん)お料理教室」
10月23日(日)
「遊びにいこう 一宮庵(いっくあん)お料理教室」
"地元を知れば毎日はもっと楽しくなる"そんなテーマの外出企画で成城のお料理教室へ出かけました。
一宮庵(いっくあん)は成城6丁目にある茶懐石料理のお店です。
趣ある露地を眺めると一見敷居が高そうですが、
「地域の台所になりたい」とキッズや子育て中のママ、外国人の方等を対象にやさしいお料理教室を開いています。
まずは華寿司、切り口が花のようになる太巻を作ります。
先生は海外でも教えておられ、お料理慣れしていないスタッフもついていけるよう、
至れり付くせりの準備がされていました。
右側に並べられた具材を海苔と酢飯の上に順番に移動するだけ、
所々で先生が教えてくださるコツをきちんと守ればきれいな華寿司の出来上がり。
お寿司はしばらくなじむように包んで置き、その間に出汁を取ります。
店主の義父様は神職でもあり、出汁の名人。「出汁のすべて」を見せて下さいました。
昆布とかつおの澄んだ出汁で頂くお吸い物が楽しみです。
この台所がまた、古い日本家屋の使い勝手良さそうな空間なんです!
らくちんお料理教室はここまで、後は場所を移してお料理をいただきます。
神棚のあるお部屋でお昼にしましょう。
では本日のお料理をご覧ください。
まずは華寿司と小さなお料理が三品、柿ときゅうりの白和え、ブロッコリーの胡麻ソース、
茄子の揚げ浸しが添えられています。
そして先ほどのお出汁を使ったしんじょに海老と柚子を添えたお吸い物。
これが絶品、出汁の旨味があれば、塩分はほんの少しで良いのですね。
何と鯛の焼き物も出していただきました。
皮がパリッとしていて少しの塩がとても美味しい。
お抹茶と一緒に手作りの和菓子も供されました。
難しいことは抜きにして「だしの美味しさを知って欲しい」という素朴な願い、
赤ちゃんが泣きだして中断しても構わない、最後にみんなで一緒に食べればOK!
というおおらかさが特徴のお料理教室。
もちろん本格的な懐石料理を習いたい、というリクエストも大歓迎だそうです。
あれこれお料理の質問をしたり、成城の歴史を聞いたりと、にぎやかなひとときが過ぎ
ご近所外出企画は終了しました。
一宮庵さん、本当にありがとうございました!
※イベント参加には、費用がかかります