- 2019年9月
- 24日
グランクレール成城開設9周年
9月17日は成城の開設記念日、今年は9回目を迎えました。
こちらが9周年のイベント案内版。
そうです、今年は「ピアノ&バリトンのコンサート」。
プログラムも、ちょっと頑張ってみました。
観音開きになっております。
ピアノの村上寿昭さんは、指揮者小澤征爾さんの愛弟子でいらっしゃいます。
指揮者でありピアニストでもある村上さんは、東京芸術大学講師・
桐朋学園大学音楽部講師、新国立劇場オペラ研修所講師として、
まさに多面的なご活躍。
その村上さんが一押しのバリトンとして、ご指名になったのが町英和さん。
リハーサルの時から素晴らしい歌声に、事務所にいたスタッフまでが
ホールを覗きに来るほどでした。
館内はあちこちにバラが活けられて、いつもより華やかな雰囲気。
午後3時、いよいよコンサートのスタートです。
成城では珍しい、男性お二人の出演ですが
その素晴らしい歌声とピアノの音色に最初から惹きこまれました。
長いオペラで衣装が重い時など、1回の公演で体重が5キロも落ちることが
あるそうです。
それだけ身体を使って表現するのですね。
「オー・ソレ・ミオ」に始まって「荒城の月」「ダニーボーイ」、
そしてオペラのアリア「夕星の歌」「プロヴァンスの海と陸」など
全10曲を歌いあげて下さいました。
その中にはご入居者のリクエスト曲が5曲も入っていて皆様大喜び!
アンコールの「闘牛士の歌」では、期せずして大きな手拍子が沸き起こり、
上着を脱いだ町さんが歌いながら客席の間を歩くひとコマも。
ピアノの村上さんとの息もぴったり。
多くのご入居者から「とっても素晴らしかった!」と
興奮冷めやらぬお声を頂きました。
村上さん、町さん、充実のひと時を本当にありがとうございました。
開設9年目を迎えられましたこと、皆様に心より感謝申し上げます。
節目の1日、お楽しみいただけましたでしょうか。
今後ともスタッフ一同、どうぞよろしくお願い申し上げます。