株式会社東急イーライフデザインは、
2019年4月開業のサービス付き高齢者向け住宅
「クレールレジデンス横浜十日市場」において、
英国スターリング大学認知症サービス開発センター
(DementiaServices Development Centre、
以下、「DSDC」)による
「認知症にやさしいデザイン」の最高位である
『ゴールド認証』を取得いたしました。
DSDCのゴールド認証は、
認知症にやさしいデザインのエビデンスをベースに作成した
評価項目(全345項目)により審査をするもので、
当社においては2017年の「グランクレール世田谷中町ケアレジデンス」に続き、
2度目の受賞となります。
これは本当に嬉しいことです!
と、同時に、この賞に恥じない施設でい続ける使命も痛感しております。
この感動と、強い使命感を、スタッフ皆で心に留め置くため、
記念写真を撮影しました。
(左から、看護リーダー、支配人、介護長)
クレールレジデンス横浜十日市場は、
サービス付き高齢者向け住宅181戸(お元気な方向けのシニアフロア91戸)と、
(介護が必要な方向けのケアフロア90戸)
及び横浜市高齢者向け優良賃貸住宅等32戸から構成されております。
ケアフロアでは 、設計段階からDSDCと業務提携を行い、
認知症にやさしいデザインを建築に取り入れました。
例えば、壁、扉、床、テーブルの色のコントラストを大きくすることで
物の位置を把握しやすくし、
反対に、ひと続きの床には色差をつけないことで
転倒の危険性を削減しました。
また、各階によって色のイメージを変えるほか、
共用部分のリビングダイニング方向へは暖色の壁紙、
各住戸へ戻る方向には寒色の壁紙を配置し、
向かう方向が感覚的に分かるように施しました。
開業前には英国よりDSDCのレスリー・パーマー氏
(主席建築士、デザインサービス部門長)と
リンダ・ハットン氏(学習・育成部門スタッフ)をお招きし、
ワークショップを開催。
このワークショップでの貴重な体験や学びにより、
実際に従事する介護士や看護師が
認知症デザイン・コンセプトや
認知症パーソン・センタード・ケアに関する知識を習得しました。
今後も、ハード・ソフトの双方から、
ご入居者が過ごしやすい、やさしい住まいを提供してまいります。