皆さま、こんにちは。
今日は、川柳の句会で、
見事！２句も選出されましたご入居者をご紹介いたします。
２０１９年の１０月に
ホームクレールの川柳講座『川柳の楽しみ』がスタートして以来、
世の中の森羅万象を、
謳歌したり、面白がったり、
またご自身の人生を投影したり・・・と、
常に頭の中で言葉遊びを楽しまれているご入居者が増えました。
川柳を一から学んだ期間は、わずか１年半足らず。
途中コロナウィルスの影響で、数カ月講座が休講になったことも・・・
そんな時も、講師の尾藤川柳先生と、歌手の池の本和美さんによる
ＹｏｕＴｕｂｅチャンネル『ＲｙｕＴｕｂｅ』で、
川柳のお勉強を続けました。
その甲斐あって、「ホームクレール横浜十日市場の川柳作品は、
目を見張るくらい成長が著しい！」と、
講師の尾藤先生をはじめ、川柳界でも話題になるほどだそうです。
皆さまスゴイ！！
そんな中、こんな誌上句会の公募がありました。
『川柳公論社４５周年記念 誌上句会』
この句会に２句を投句され、
その２句ともに、それぞれ別の選者の先生に選ばれた方がこの方！
入選を記念して、先生との記念写真（向かって左が「奏庵」さん）
初めての句会投句にして、凄い快挙ですね！
川柳の句会では、たくさんの投句の中から、
秀句として、上から「天・地・人」
次に「佳１・佳２・佳３・佳４・佳５」と８句が選ばれ、
この秀句８句を、三才五客と呼ぶそうです。
そしてそれに続くのが、前抜と呼ばれる数句。
いわゆる"佳作"に当たるのだそう。
ここで、この度選ばれた柳号「奏庵」さんの句をご紹介。
題は『湧く』です。
五客の最高位 佳１の作品 選者：金子美和子先生
もくもくと湧く白雲に馳せる夢
前抜に選ばれた作品 選者：内田博柳先生
夕暮れの上弦に湧く核なき世
どちらも深い句ですね。
この２句は、川柳公論社発行の「川柳はいふう」」最新号に
掲載されております。
ご興味のある方は、ホームクレール受付に置いておりますので、
是非ご覧くださいませ。
今月より、ホームクレールの川柳でも
句会形式で、作品の選評が行われることになりました。
題『晴れる』の秀句三才をご紹介
【天の句】 晴天がうらめしくなるコロナ晴れ 柳号「しんせん」さん
【知の句】 行く先の晴れの日数えくらしつつ 柳号「繪一」さん
【人の句】 晴れの日も曇りも雨も旅の道 柳号「奏庵」さん
ちなみに４月の題は『桜』です。
どんな句が出てくるか？」今から楽しみです。
江戸の三大花見である飛鳥山での花見の画
そして最後に、私たちスタッフが嬉しくなった一句をご紹介しますね。
【前抜】 分かれ道結果良かった晴れマーク 柳号「舞夢」さん
この句へ込められた思いは、、、
「長く住み慣れた自宅から離れ、シニア住宅への入居を決意することは、
人生の一大選択であったけれど、
クレールレジデンス横浜十日市場に決めて、大正解だった！」というものだそうです。
思わず嬉し涙が・・・
川柳の深さ、少しはお伝えできましたでしょうか？
これからますますレベルアップされるであろう、
皆さまの川柳を、楽しませていただきたいと思います。
