グランクレール便り

皆様こんにちは。

桜が綺麗に咲き春の訪れを感じていますが、

まだまだ寒い日もあり体調管理が油断できない日が続いています。

日々健康に過ごすためにも日ごろからも健康管理がとても重要になりますが、

皆様はどのような健康管理を心がけていらっしゃいますでしょうか。

先日クレールレジデンス横浜十日市場のケアフロアでは、

ご入居者様向けに勉強会を開催させていただきました。

テーマは「健康は口元から」です。

【勉強会のご様子】

皆様、毎食前に行われている「口腔体操」の重要性に頷かれ、

関心を示されながらご参加くださいました。


【口腔機能の状態を測定できるツール】

スマホでアプリをダウンロードし、

「パ・タ・カ」を５秒間に何回いえる測定したり、

噛む力によって色が変わるガムを用いて、

活舌や噛む力がどの程度なのかを測定致しました。

測定の結果、健康な方が多くいらっしゃいました。

高齢期になり心身の機能や活力が衰え、

虚弱になった状態を「フレイル」と呼びますが、

「フレイル」は要介護予備軍として注目されています。

虚弱になった状態では様々な病気の悪化や、

新たな病気・風邪などにもかかりやすくなります。

健康でお過ごしいただくための１つに、

毎日の食事を美味しく食べることがとても重要になります。

食事を美味しく召し上がるには歯の本数のみでなく、

それに加えて口の動き（口腔機能）の衰えを軽視しないことも重要とされ、

「オーラルフレイル」という概念が一般的になりつつあります。

「オーラルフレイル」は直訳すると「口腔機能の虚弱」、

ささいな衰えを軽視せずに日々の口腔環境をや機能を維持することが、

食べる機能の障害や心身の機能の低下までつながる

「負の連鎖」を起こさないためにも大切になります。

ケアフロアではお食事前に必ず唾液の分泌促進に、

唾液腺のマッサージに加えて舌や頬の運動やパタカラ体操（口腔体操）を行っております。

肺炎などの予防にいいとされていますので、

食後の口腔ケア（歯磨き）も適宜お声かけさせて頂いております。

日々の口腔体操や口腔ケアで、

口元からも健康が維持・向上できるように私共、

これからもお手伝いさせていただければと思っております。