七五三の晴れ着姿を見かける時期となりましたが、皆さまお変わりはございませんでしょうか。
クレールレジデンス横浜十日市場の住宅では、オープンしてから初となる「全館停電検査」が先月ついに実施されました!
停電検査とは、入居者さまの生活に必要不可欠な電気や水道が有事などで寸断されてしまった際にどのような影響が出るのか、また復旧にどのくらいの時間を要すのか、想定しきれていない事象は何が起こりうるのか等を確認する上でも非常に重要な検査に位置付けられます。
ライフラインである電気がストップすると、スタッフが24時間在中するケアフロアにおいても以下のようなことが実際に起こることとしてリストアップ出来ます。
・照明全般停止 ・エアコン等の空調停止 ・エレベーターの停止 ・トイレの水道(タンクへの補充)停止 ・ナースコール停止 ・PC使用不可 ・WIFIが使用不可のため連絡に使用するスマホが使用不可 等々
しかしながら、いつ起こるか分からない天災にも備え、上記をどう乗り越えて入居者さまの安全と暮らしを守るかは私たちケアスタッフにとっても大変重要であり命題です。
検査とは言え、この機を訓練としてとらえ、また入居者さまにも一緒に考えていただき、お気持ちの上でも備えていただく機会にしたいと考え様々な体験をして頂くことを企画いたしました。
〇有事の際は心細くなることもあり、共用スペースにお集まりいただきランタンで明かりをとっていただく。
〇非常用の食品をご試食いただく。
〇保温ポッドなど日ごろより停電を想定した準備をしていることのお伝えをする。
〇冬場想定で暖をとる手段のアルミブランケットを試していただく。などです
当初の想定では検査停電からの復旧を3時間と見積もっておりましたが、各所プロフェッショナルの方々のご尽力により2時間もかからず平時の状態へと戻ることが出来ました。
照明も非常灯が思った以上に明るいことや、停電時の自家発電の発動もスムーズですぐに医療機器への電源も供給出来たこと。キッチンの再稼働も早く、お食事の時間も平時同様に準備出来たことなど、大変安心感を得ることが出来る良い機会となりました。
入居者さまからの声としても、試食会では
「非常食のヨウカンだけど、普通の羊羹と変わりなく、美味しかったです」
「私は缶詰のパンが一番美味しかった」
「乾パンは戦時中に配給になったものの方がもう少し大きくて美味しかったような気がします」などコメントを頂くことができました。
アルミブランケットお試しでは全員の方に羽織って頂き、ほぼ皆様より「思ったより暖かいね」など感想が聞け、
また備えに関しては、ランタンに興味を示される方が以外にも多く「どれくらい重いの?持たせて」「乾電池は単何電池で、何個必要?」「これは各部屋に1個分ずつあるの?」など質問も寄せられました。「電池の予備は蓄えがある?3.11の時に全然手に入らなくて大変だったから・・。」など、今までの経験を通してアドバイスを頂くこともでき、大変学びの多い一日を過ごすことが出来ました。
朝夕と冷え込みむ日の増えた今日この頃、日中はまだまだ温かく過ごせる日も多いですが、皆様もどうかお身体をご自愛くださいませ。
また、有事への備えを改めて見直す機会として頂き安心した日々をお過ごしいただけたら幸いです♪
2021年11月
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