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  • 2019.10.23
  • クレールレジデンス横浜十日市場 英国スターリング大学(DSDC)の「ゴールド認証」取得

2019年10月23日
 
 
クレールレジデンス横浜十日市場
英国スターリング大学(DSDC)の「ゴールド認証」取得
 
 
 株式会社東急イーライフデザインは、2019年4月開業のサービス付き高齢者向け住宅「クレールレジデンス横浜十日市場(横浜市緑区)」(以下、「本物件」)において、英国スターリング大学認知症サービス開発センター(DementiaServices Development Centre、以下、「DSDC」)による「認知症にやさしいデザイン」の最高位である『ゴールド認証』を取得いたしました。(写真①・②)
 
 DSDCのゴールド認証は、認知症にやさしいデザインのエビデンスをベースに作成した評価項目(全345項目)により審査をするもので、当社においては2017年の「グランクレール世田谷中町ケアレジデンス」に続き、2度目の受賞となります。
 
 本物件は、サービス付き高齢者向け住宅181戸(お元気な方向けのシニアフロア(91戸)・介護が必要な方向けのケアフロア(90戸)及び横浜市高齢者向け優良賃貸住宅等(32戸))から構成されております。本物件ケアフロアでは 、設計段階からDSDCと業務提携を行い、認知症にやさしいデザインを建築に取り入れました。例えば、壁、扉、床、テーブルの色のコントラストを大きくすることで物の位置を把握しやすくし、反対に、ひと続きの床には色差をつけないことで転倒の危険性を削減しました(写真③) 。また、各階によって色のイメージを変えるほか、共用部分のリビングダイニング方向へは暖色の壁紙、各住戸へ戻る方向には寒色の壁紙を配し、向かう方向が感覚的に分かるように施しました(写真④) 。
 
 開業前には英国よりDSDCのレスリー・パーマー氏(主席建築士、デザインサービス部門長)とリンダ・ハットン氏(学習・育成部門スタッフ)を招へいし、ワークショップを開催することで、実際に従事する介護士や看護師が認知症デザイン・コンセプトや認知症パーソン・センタード・ケアに関する知識を習得しました(写真⑤・⑥) 。ハード・ソフトの双方から、ご入居者が過ごしやすい、やさしい住まいを提供してまいります。
 
 
英国スターリング大学認知症サービス開発センター(DSDC)について
英国スターリング大学附属の研究機関で、25年以上にわたり認知症に関わる情報を蓄積し、認知症の方々が暮らしやすい環境(認知症デザイン)をつくるための取組を行っています。
 
DSDCの考える認知症にやさしいデザインとは、住んでいる人をより満足・自立させるものであり、「転倒の危険性 や、ストレス、興奮、混乱、不穏、見識障害等本人が不安や混乱する状態を減らすもの」です。
これまでに導入された施設の結果から、認知症の方に良い影響をもたらすという効果が出ています。 
<DSDCデザインを取り入れたことによる効果(例)>
・ 廊下での転倒が71%減少。
・ 体重減の割合が、13%から3%に改善。
・ 暴力行為が60%減少。
・ 薬による鎮静行為が週20回から、週1回に減少。
・ トイレを探すのに手助けが必要だった人が、自立してトイレにいけるようになった。
・ デザインの改善により、75%の人がポジティブな影響を受け、
  より何かすることを見つけるようになった。
 
 
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