株式会社東急イーライフデザインは「クレールレジデンス横浜十日市場」において「DSDC」による「認知症にやさしいデザイン」の最高位である『ゴールド認証』を取得いたしました。
DSDCのゴールド認証は、認知症にやさしいデザインのエビデンスをベースに作成した評価項目(全345項目)により審査をするものです。
開業前には英国よりDSDCのレスリー・パーマー氏(主席建築士、デザインサービス部門長)とリンダ・ハットン氏(学習・育成部門スタッフ)を招へいし、ワークショップを開催することで、実際に従事する介護士や看護師が認知症デザイン・コンセプトや認知症パーソン・センタード・ケアに関する知識を習得しました(写真⑤・⑥) 。ハード・ソフトの双方から、ご入居者が過ごしやすい、やさしい住まいを提供してまいります。
写真① DSDCゴールド 認証状
写真② 看護リーダー・支配人・介護長
住んでいる方をより満足・自立させるために、「転倒の危険性や、ストレス、興奮、混乱、不穏、見識障害等本人が不安や混乱する状態を減らす」ことを大切にしています。「クレールレジデンス横浜十日市場」のケアフロアはこの考えを取り入れました。これまでに導入された施設では、認知症の方に良い影響をもたらすという効果が出ています。
壁と扉の色や床とテーブルの色など、あえてコントラストを大きくし、差で判断しやすくしました。反対にひと続きである床はコントラストがつかないよう配慮。段差だけでなく、色差をつけないことで、さらに転倒の危険性を減らしています。また、各階によって色のイメージを変えるほか、リビングダイニング方向へは暖色の壁紙、部屋に帰る方向は寒色の壁紙が目につくようにするなど、今いる場所と向かう方向も感覚的に分かるようにしました。
日中お過ごしいただくリビングダイニングは日当たりをよくするほか、玄関前の休憩スペースや談話コーナーを設けることで、一人ひとりが落ち着ける空間を確保しました。また、懐かしみのある絵画や工芸作品を随所に配置し、不安を感じにくい空間作りをしています。
車椅子や歩行器をお使いの方でもひとりで安心して利用できる、ゆとりある斜めトイレを導入した住戸やミニキッチンの有無など、暮らし方にあわせて選べる住戸を11タイプご用意しました。18㎡~24㎡まで、お一人住まいにちょうどよい広さです。
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「クレールレジデンス横浜十日市場 ケアフロア」
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