グランクレール藤が丘ケアレジデンス便り

3月3日のひな祭り、4階ケア棟では春のお茶会を開催しました。
会が始まり今日がひな祭りであることを伝えると、
「昔お家で人形を飾っていたわ。」と嬉しい思い出を懐かしむ方や
中には「飾っていた人形が夜になると怖くてね。」と仰るご入居者様もいらっしゃいました。

前半はひな人形の絵を的にした的当てゲームを行いました。
お内裏様とお雛様はそれぞれ100点、三人官女は50点、五人囃子10点としお一人ずつボールを投げて当てていただきました。
100点のお雛様とお内裏様を狙いますが、中々当たらず顔をしかめて悔しがる方や、
100点にボールが命中し両手を挙げて喜ばれるなど皆真剣に参加して下さいました。

ゲームで身体を動かした後は、お楽しみのお菓子の時間です。
季節のお菓子である道明寺と梅昆布茶をお出しし、残される方もなく美味しそうに召し上がって下さいました。

会の最後には、金屏風の前で記念写真を撮りました。
なんとこの金屏風、ご入居者の皆様がご協力して下さった手作りの金屏風です。
とても豪華な出来栄えにスタッフも驚きです。

毎年恒例の行事ではありますが幼き日を思い出したり、ゲームを通してご入居者同士で交流を
図ったりととても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
金屏風は毎年大切に使わせていただきたいと思います。

2月3日は「節分」です。
ケア棟でも赤鬼・青鬼が登場！
ご入居者みんなで鬼を囲み一斉に豆をまきます。
「鬼は～外！福は～内！」
何度も声を出しながら鬼めがけて何度も豆を投げます。
思い切り投げつける方も居れば、優しくまく方も。
豆が当たった鬼の反応も楽しまれながら、一生懸命に「鬼退治」をして下さいました。

その後は2チームに分かれ「青・赤玉入れ合戦」開始です。
赤鬼は赤い箱を、青鬼は青い箱を手にし玉の数を競います。
勝負は3分。落ちた球も拾いながら真剣な表情で闘い、結果は仲良く引き分けでした。

最後は鬼と記念撮影。皆さん笑顔でポーズを決めてくださり楽しんで下さったご様子でした。

今年1年、たくさんの福が舞い込むといいですね。

猛暑が続く8月初め、藤が丘駅前に隣接している公園で4年ぶりに
盆踊り大会が開催となりました。
ご入居者様にとっても久しぶりにご参加頂くお祭りです。

出発前からお化粧をして笑みを浮かべながら
髪を整え楽しみにしてくださっているご入居者様のご様子に、
スタッフも自然とテンションが上がります。

会場では公園広場を囲むように、
カキ氷、焼きそば、フランクフルト、射的など沢山の露店が並んでおり、
その様子に「いっぱいありますね。」「美味しそうですね。」と見回すように仰ったり、
華やかに飾ってある櫓が目に入ると「豪華ですね。」「ここで踊るのですか？」
と見上げるように仰っていました。

ご入居者様の間ではカキ氷が圧倒的に人気。
赤や緑のシロップがたっぷりかかった氷を一口召し上がり
「冷たくて美味しい。暑いから嬉しいですね。」と喜んでいらしゃいました。

射的に挑戦したご入居者様は「だいぶ腕が落ちたな。」と苦笑いされながらも、
懐かしい遊びを思い出すように楽しまれていました。

当日はかなりの暑さと時間と共に大勢の人がごった返していましたが、
久し振りの賑やかさと共に、夏らしい一時をお過ごしいただきました。

7月末、4階ではこの暑い季節ならではの行事、『すいか割り大会』を開催いたしました。
まずは代表の方2名に目隠しをして頂き、数メートル先にあるスイカを目指しいざスタート！
周りで見守るご入居者も「右右！」「そのまま真っすぐ！」「いけいけ～！」と
大きな声援をかけて下さり大盛り上がり。
お一人は残念ながらあと数センチのところで空振りとなってしまいましたが、
もう一人はコン！といい音を出し見事的中！
目隠しを外し当たったことに気付くと「やった！」と両手を挙げて喜ばれていました。

残念ながら大きなスイカにはヒビも入りませんでしたが、
その後ご参加されたご入居者様お一人お一人順番にスイカを力いっぱい叩いていただき、
最後に男性のご入居者様が叩くとバリ！っと鈍い音が。
ご入居者様の総力で１０㎝ほどのヒビがしっかりと入っていました。

大会後は全員でスイカを堪能。
甘く瑞々しいスイカにお代わりを希望された方が何人もいるほど大好評でした。
終了後は麦わら帽子やサングラス、浮き輪を手に記念撮影して頂き、
夏の楽しく美味しい想い出となりました。