こんにちは!
グランクレール青葉台二丁目ケアレジデンスでは、2021年3月よりVR機器を使ったレクリエーション「VRレク」を試験運用しています。
きっかけは、やはり「コロナ禍」
今まで以上に外出が難しくなった今、何か気分転換になるものはないか?刺激になるものはないか?という想いからVRレクの試験が始まりました。
「ご入居者様はVR機器という未知の存在に拒否感を示す方が多いのではないか?」
そのような懸念もありましたが、実際には拒否される方はおらず、あまり興味を持たない方はいらっしゃったものの、半数以上の方から好意的な反応がいただけました。
実際に遊ばれているお写真は、プライバシーの問題で掲載できませんが
目の前に現れたキリンを見上げたり
小さいころに行ったことがあるお台場の今を疑似散歩され、昔の思い出を語ってくださったりと楽しんでいただけました。
(上の3点の画像は、MetaQuestを使用したVRレクのテストでの実際の映像の一コマ)下の写真は「silvereye株式会社」様から1か月間お借りした「RehaVR」をスタッフがテストしている様子です。
RehaVRは、世界中を旅できる独自アプリと足漕ぎ機器、VR機器の「Pico3」がセットになった介護職の使用に向いたパッケージで、足でペダルを漕ぐことで映像が進むため、実際に散歩しているかのような感覚を味わえます。介護職視点から見ても他のサービスに比べて痒いところに手が届く仕様となっておりなかなか扱いやすく、ご入居者様も疑似散歩を喜ばれていました。
本格運用する際に使用するVR機器は、まだまだ試行錯誤・検討中の段階であり、今後どうなるかは私にもわかりませんが、少しでも皆様の日々の活力の一つになればという想いから地道に模索していきたいと思っています。
日時: 2022年11月13日 22:22
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