グランクレール便り

2021年05月22日: 新型コロナワクチン～いよいよ集団接種開始！

5月17日からグランクレールあざみ野でも、いよいよ第1回目の
新型コロナワクチンの集団接種を開始いたしました。

事前にご案内した予約時間に、健康管理室まで来て頂きます。
自治体からのワクチン接種券と予診票を忘れずに。

当日の発熱や体調不良が無いかを受付担当が確認します。

最終的に住宅看護師が検温や、予診票に記入漏れがないかを一緒に確認します。

先生の問診後、いよいよ新型コロナワクチン接種です。

（痛いかなぁ、ドキドキ）

あれ、もう終わったの？
全然痛くなかったよ。

先生の注射が上手なんだね！

副反応が起きないか最低15分、過去にアレルギー反応があった人は
念の為30分は会場付近でお過ごしいただきます。

注射をした時間が本人はもちろん、誰が見てもわかるように
専用の紙にスタッフが大きく書いて皆様にお渡しします。

時間まで時計とにらめっこ。時間が長く感じますが身の安全の為です。

待ち時間に、皆様からスタッフに対して多くの感謝の言葉をいただきました。

「予約を取るのも大変だとTVで見たけど、全て準備してもらえて大助かりです」
「1人でネット予約なんて出来ない。ここに住んでて良かった」

皆様の労いの言葉は、私たちスタッフの励みになります！

ワクチン接種した当日の注意事項を再確認。お風呂はシャワーにとどめ、
お酒好きの方に当日の晩酌は控えるようにお願いし、
激しい運動は翌日も控えるのが望ましい、とお声掛けをしました。

直後に副反応が出なかったからといって、油断は禁物。当日のナイトスタッフに
ワクチン接種者の情報を伝え、夜間も引き続き見守りをいたしました。

翌日も住宅看護師を中心に、接種した方の体調に変化が無いかを伺いました。
幸い、今のところ重篤な副反応が出た方はいらっしゃいません。

5月中には1回目の集団接種を終え、6月に2回目の集団接種を行います。
新型コロナウイルスとの闘いは、まだまだ続きます。

インフォメーション

2021年05月15日: 新型コロナワクチンの集団接種に向けて　Part②　～事前準備と注意点～

グランクレールあざみ野では、5月17日から第1回目の新型コロナワクチンの集団接種を
4日間に分けて行います。集団接種に向けての事前準備と、
スタッフ間で役割分担や注意事項の確認をいたしました。

事前アンケート

まずは接種に向けてのスケジュールです。
グランクレールあざみ野での集団接種を希望される方のアンケートを取り、
人数を取りまとめて、横浜市に申請いたしました。

予診票の記入

保険者である自治体から、ワクチン接種の予診票と接種券が2回分（2枚）届きます。
届いた予診票は、接種日までにご自分で記入しなければなりません。

「1人で記入するのは難しい」
「家族は遠方でなかなか会えないから」

等、不安を訴える方もいらっしゃいました。

そのような場合は、週3回の提携クリニックの医師の健康相談日に、
医師や住宅看護師がサポートをしながら一緒に記入を行います。

スケジュール組み

ワクチンは2回接種が必要です。3週間の間隔を空けて行います。
2回目の接種日は、1回目から丁度3週間後にスケジュールを組みます。

1本のワクチンから5名打てますので、5名1組を予め組んでおきます。
ご入居者と同じ日に、我々スタッフも接種を受けます。

接種当日に発熱等で体調が悪い場合は、接種を延期し他の日に変更いたします。
その場合はワクチンを無駄にしないよう、当日勤務のスタッフが振替接種を受けます。
振替候補のスタッフは、接種日ごとに予め決めておきます。

会場の設営

ワクチン接種後に副反応が起きないか、健康管理室付近に待機する場所を設けました。
最低15分、過去にアレルギー反応を起こした方などは念の為30分待機となります。
皆様の様子を確認するスタッフも配置いたします。

気分が優れない方が出た場合に備え、臨時のベッドも仮設します。

アナフィラキシーショックを起こした場合は、救急搬送を依頼する形になります。
「誰が119番通報をするのか」等、役割分担を明確にしておきます。

スタッフは事前に自分の役割分担の内容を確認しておきます。
不測の事態にも柔軟に対応できるように、担当以外の動きも共有する必要があります。
集団接種に関わる全スタッフが住宅看護師からレクチャーを受け、本番に備えます。

本番を『備えあれば憂いなし』の状態で迎えられるように、鋭意準備中です。
来週は、いよいよ集団接種が始まります！

インフォメーション

2021年05月10日: Happy　Motther's　Day

今年の母の日は5月9日。

今日も朝からご入居者へのお花やプレゼントが沢山届きました。

そんな今夜の夕食は『母の日ディナー』です。

毎回大好評をいただく、ちょっと特別な時に登場する

手作りデザート。

今回はレアチーズケーキをご用意いたしました。

お腹がいっぱいでもデザートは ❝別腹❞ ですね。

今回も大好評！

皆様が変わらぬ笑顔でお過ごしいただけますように。

日頃の感謝をこめて♡

お食事

2021年05月07日: 新型コロナワクチンの集団接種に向けて　Part①　～ワクチンについて学ぶ

世間でもいよいよ始まった新型コロナワクチンの集団接種。
グランクレールあざみ野でも、今月中旬に第1回目の集団接種を予定しています。

集団接種に先駆けて、少しでも皆様の不安が解消されるように、
4月27・29日に分けてワクチンについての看護師セミナーを開催いたしました。

ワクチンについては様々な情報がメディアを通じて入ってきます。

そもそもワクチンって何でしょう？
副反応ってどのような症状？
など皆様が気になる部分まで。

ワクチン接種の前に、新型コロナワクチンについて皆で学びましょう。

そもそもワクチンって何でしょうか。知っているようで知らないですね。

『免疫を獲得する』という言葉があります。

私たちの身体には、一度感染した病原体に対しては抗体を作り、
次に感染しても病原体を攻撃し、発症を抑えたり症状が軽くする仕組みがあります。

これが『免疫を獲得する』ということです。

この仕組みを利用する為、人為的に体内で抗体をつくる為の第一歩がワクチン接種です。
感染する前に新型コロナのワクチンを打ち、免疫を作ってしまおうというわけです。

ワクチン接種は自分を守る為のほかに、自分が身近な人にうつすのを予防する意味もあります。
予防の輪を家族から地域、国、世界に拡げることが新型コロナウイルス克服への第一歩になります。

人口の概ね60%以上の人が免疫を獲得すれば、その国の新型コロナは終息するとも言われています。

ワクチン接種は任意です。過去にアナフィラキシーショックを起こした方や、
副反応が心配な方は無理にワクチン接種をせず、引き続き感染予防をしながら
周囲が集団免疫を獲得するまで『接種をしない』という選択肢もあります。

健康を守る為のワクチンで、健康を害してしまうかもしれない、、
新型コロナ感染のリスクと、副反応のリスクを天秤にかけなければなりません。
ご家族や主治医と十分に話し合い、ワクチンを接種するかどうかを決めるしかありません。

セミナー後に、ご入居者との質疑応答がありました。
皆様の関心も、副反応に関する心配が多く上がりました。

セミナーに先駆けて、全ご入居者に事前アンケートを取りました。

①グランクレールあざみ野健康管理室での接種を希望する
②かかりつけ医での接種を希望する
③集団接種会場での接種を希望する
④接種を希望しない

「接種会場ではなく、住み慣れた住宅で新型コロナワクチンを接種したい」

熟考の上でそう決断をした方が多数いらっしゃいました。
そんな皆様の為、我々も提携クリニックや薬局と連携をとり、
グランクレールあざみ野での集団接種に向けて鋭意準備中です。

今後のblogで、具体的な集団接種の方法や準備の様子をお伝えしたいと思います。

～Part2に続く～

セミナー