グランクレール便り

11月8日、快晴の夜。世間でも話題になった皆既月食・天王星食の日。
グランクレールあざみ野ではデジタル天体望遠鏡を使用して、
ワンランク上の天体ショーを皆様にお楽しみ頂きました。

使用したデジタル天体望遠鏡はフランス・ユニステラ社製の『eVscope2』。
日本のメーカー・ニコンと協力して開発された高機能のデジタル天体望遠鏡です。
所有者のご入居者より「皆さんで楽しもう」とご提案があり、住宅にお譲り頂けました。

操作にはスマホやタブレットに専用アプリをインストールします。
現在位置を認識させたら、あとは見たい星や星座をリストから選ぶだけ。
自動で追尾してくれる優れものです。

本体からタブレットに画像を無線で飛ばして投影、写真撮影も可能です。

南東の空に月が出ましたのでロックオン！
月食が始まるのを待ちます。

ちょうど皆様が夕食を終えた頃に、肉眼でもわかる程に部分食が進みました。
天体ショーの始まりです！

ipadに投影された天体望遠鏡の画像と、本物の月を
交互に見比べて楽しむ方々がたくさんいらっしゃいました。

皆既月食を迎え、肉眼でもわかるほど赤銅色の月になっていました。

話題になった皆既月食と同時に起こる天王星食も、肉眼では見えませんが
eVscope2では撮影する事が出来ました。
本来は月などよりも、遠くの暗い星を観測するのが得意な天体望遠鏡です。

おわかりいただけたでしょうか。

物凄く小さいですが、月の左下にある小さな点が、天王星です。
この後、次第に右上に進み月の影に隠れました。
1580年以来、実に442年ぶりの天体ショーでした。

次に『皆既月食中の惑星食』が見られるのは322年後だそうです。
生で見るのは難しいかもしれませんが、、頑張って長生きしましょう！

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