- 2020年11月
- 14日
グランクレールあざみ野日記, イベント
先月開催した体力測定会。測定会に参加されたご入居者を対象に、
測定結果の個別説明会を開催いたしました。
個別説明に先立ち、ロコモ予防プロジェクトメンバーの順天堂大学の
沢田先生と柴田先生による、DVDの全体説明会を開催いたしました。
高齢者にとって運動を続ける事がいかに大切か、改めてお伝えする内容でした。
コロナ禍で通っていたデイサービスが休止したり、コロナ感染を恐れて
外出自粛や身体を動かす機会が減りましたが、高齢者にとっては大問題です。
身体を動かさなければ食欲も食事量も減って筋力低下を招き、
疲れやすくなり、ますます引きこもりがちに。
1日中誰とも話をせずに部屋で過ごす日が増えて、人知れず筋力とともに
認知機能も急激に低下しているかもしれません。
そこで、ロコモ予防体操と、体力測定会への参加が重要になります!
ロコモとは「ロコモティブシンドローム」の略称で、運動器障害のことです。
運動器(筋肉や関節など)の機能が低下し、立つことや歩くといった動作が難しくなって要介護となるリスクが高まる状態を「ロコモ」と呼びます。
ロコモ予防体操は、転倒予防を目的とした筋力トレーニングが中心です。
ウォーキングだけでは強化できない筋肉を、ゆっくりした運動で鍛えます。
筋トレはきついので1人だと厳しくても、教室形式なので楽しく運動できます!
他の参加者と会話して筋肉を動かすことで、認知症予防にも効果があります。
定期的に行う体力測定会に参加して、運動能力や筋肉量、脳の健康度を測定し、
自分の心身の状態を正しく把握することも大切です。
個別説明は講師が測定結果を参考に、マンツーマンで今後の助言を行います。
内容は効果的な運動法や、食事の内容など様々です。
高齢になるとタンパク質をいかに効果的に摂るかが大切になります。
コロナ禍の今、ご入居者は健康寿命を延ばす為にロコモ予防に努めています。
我々スタッフも微力ながら、皆様の健康的な生活をサポートさせていただきます!
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