皆さん、こんにちは。
もうすぐ4月になるというのにまだまだ寒さが厳しかったり、突然雪が降ったりと体調管理が難しい気候ですね。
こんな時は、お風呂でゆっくり暖まってぐっすりと眠りたいものです。
今回は、ご入居者様の方々と一緒に
※ 厳密にはアロマは「芳香」を表し、今回登場するものはエッセンシャルオイルと呼称するようです。ただ、一般の方にはアロマの方が通りがいいことを考慮して、一部タイトルや名称に「アロマ」を使用しています。
入浴剤って手作りできるんですね!
私も知りませんでした。作り方も合わせて見ていきましょう。
植物の香りや精油は、紀元前3000年ごろには既に人類の文化に登場しており、エジプト文明ではお香やハーブティーとして使われたり、ミイラ作りに使用されたりしていたようです。
最近では、すっかりメジャーとなった「アロマテラピー」という概念も、1930年ごろに調香師であり香料研究者であるルネ=モーリス・ガットフォセという方が提唱したようです。
人類の生活はアロマと共にあったといっても過言ではないですね!
グランクレール青葉台二丁目ケアレジデンスでは、去年(2019年)夏頃からアロマをご入居者様のリラクゼーションに活用できないかとプロジェクトを発動し、ご入居者様の生活に効果的にアロマによるリラクゼーションをお届けしようとアロマチームが日々創意工夫をこらしています。
その一環として「アロマクラフト」というアロマに関連したものつくりを月1~2回の頻度で開催しています。今回行う「アロマバスボム」作りもその一つで、希望されたご入居者様と一緒に時にスタッフが手伝いながらエッセンシャルオイルを使った入浴剤を作るというものです。
今回使用する材料がこちら
重曹 30g
クエン酸 15g
エッセンシャルオイル お好み
着色剤 適量
小瓶 入浴剤を入れるための容器
スプーン 入浴剤と着色剤を混ぜる時に使用
(この分量で一回分です)
早速作っていきます。
集まっていただいたご入居者様の方々に主旨や流れを説明して...。
重曹30gとクエン酸15gを、秤で計って小瓶に入れていきます。
クエン酸は、湯船に入れたときにシュワシュワするアレになるそうです。
重曹とクエン酸を入れ終わったら、いよいよエッセンシャルオイルの選択です。
ご入居者様の方々に入浴剤に入れるエッセンシャルオイルを選んでいただきます。各アロマの効能を説明しながら実際に香りをかいでいただいてから選んでいただきます。
何種類選んでも大丈夫です。
ラベンダー
鎮静・消炎効果、皮膚組織の回復
フランキンセンス
若返りの精油、細胞を成長させる、再生能力
シダーウッド
抗菌、お肌の若さを保つ
アースリズム
心を落ち着かせる、体のバランスを整える
ゼラニウム
皮膚のホルモンバランス
シトラスブルーム
明るく前向きな気持ちになる
一番人気はやはりエッセンシャルオイルの代名詞でもある「ラベンダー」でした。アロマと聞くとこの香りを思い起こす方もたくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか。
個人的には、「若返りの精油」なんてインパクトの強い渾名を持っている「フランキンセンス」が気になりますが...。
選んだエッセンシャルオイルを小瓶に適量入れたら、次はお好みの色に染めていきます。
着色剤は3色ですが、混ぜて使うことで自分のお好みの色を作ることもできます。
着色剤を小瓶に数滴垂らしたら...。(商品によっては水に一回薄めてから使用した方が効果的な場合もあるようです。)
エッセンシャルオイル選びでは、スタッフとご入居者様共々に笑顔と楽しそうな声が部屋に溢れました。
よく混ぜる段階でも、皆さま一心不乱に混ぜられて、色が綺麗についていくと大変嬉しそうでした。
皆さまのオリジナル「アロマバスボム」の完成です!
自分で作った入浴剤を入れた湯船につかるのは、また一段と格別な味わいなのではないでしょうか!?
これを読まれた方も、是非オリジナルの入浴剤作りに挑戦してみてください。