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- 看護師セミナーPart5~インフルエンザを学ぶ
- 2020年11月
- 29日
グランクレールあざみ野日記, イベント
住宅看護師による健康セミナーシリーズ第5弾。シリーズ最後は
流行シーズンを迎えつつあるインフルエンザをテーマに開催いたしました。
今年は、新型コロナが収束しないままインフルエンザの季節を迎えました。
インフルエンザと新型コロナウイルスの共通点や相違点は?
発熱等の症状が出た場合はどのように動けばいいのか?日頃の感染予防は?
などご入居の皆様に知って頂く事を目的に行いました。
インフルエンザも新型コロナも、共通点はウイルスが気道の粘膜に付着して
細胞内に侵入してくるという点です。気道の繊毛と呼ばれる絨毯のような組織が、
絶えず上に動いて粘液でウイルスや細菌を補足し、口外に排出しています。
ですが、冬になると繊毛の動きが抑制されて、ウイルスが体内に
侵入しやすくなるので要注意です。体温低下も免疫力低下を招きますので、
運動や食事でしっかり体力(抵抗力)をつけましょう。
感染経路は咳等の飛沫感染や、ウイルスが付着した物を触っての接触感染、
密閉した空間でのエアロゾル感染と言われています。
飛沫感染を防ぐにはマスク着用が有効です。
もしも発熱してインフルエンザ等が疑われる場合、神奈川県の場合は診療・検査は指定された「発熱診療等医療機関」で行います。予約方法は、かかりつけ医に相談するか、かかりつけ医がいない場合は、発熱等診療予約センターに相談をします。
「かかりつけ医がいない人は?」「熱の時に自分で電話なんかできない」
そんな不安の声が聞かれました。ご安心ください!
発熱時は住宅看護師や相談員を中心に、スタッフが皆様の
受診までの手続きをサポートさせていただきます。
インフルエンザの検査を受けて、陽性だった場合。
住宅内での更なる感染拡大防止の為、熱や症状がおさまるまで
一時的に大浴場やレストランなど、共用部の利用をご遠慮していただきます。
お食事は居室までスタッフがお届し、その時に体調確認もさせていただきます。
症状が出た翌日から、最低でも5日間は居室内生活となります。
ご不便をおかけしますが、皆様の健康なシニアライフをお守りする為に、
快くご理解とご協力をしていただいていおります。
過去の看護師セミナーの実績から皆様の関心も高く、多くの質問がありました。
体の異変を感じたら、まずスタッフに相談して頂くようにお願いいたしました。
ご入居者から些細な事も気軽に相談してもらえる、ご入居者の異変を察知できる。
我々スタッフも、そんな関係性を築けるように今後も精進いたします。
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