いよいよ令和元年も残すところあと3日でございます。
皆さま年末の過ごし方はお決まりですか?
年末、年越しの過ごし方の定番といえば『NHK紅白歌合戦』ですが、
始まりは68年前だそうです。
では70年前はどのような過ごし方が主流だったのでしょうか。
さっそく、ご入居者の皆さまに伺ってみました。
70年前といえば終戦直後の日本が貧しい時代です。
質素な生活を強いられている方も多かったそうです。
江戸時代から続くといわれる食文化「年越し蕎麦」も
その年ばかりは召し上がれなかったという方もいらっしゃいました。
また、年末に鉄道の切符が取れずに
田舎に帰ることができない人も大勢いたとか。
そんな中今回お話を伺ったご入居者様は当時アメリカ軍の
施設で働いていらっしゃったらしいのですが、
その時の上司が特殊なルートで切符を取ってくれて、
年末田舎に帰ることができたんだ。と話されていました。
戦後の大変な時代でも人を思いやることができる素敵なエピソードですね。
お話をしているときの表情でもそれを窺い知ることができました。
今と昔では年末の過ごし方は大きく変わったかもしれませんが
年越し蕎麦を食べることと、そして人を思いやる文化は変わっていないようです。
グランクレール青葉台二丁目はふるさとではありませんが、
皆さまに穏やかな年末を過ごしていただけるよう
スタッフ一同思いやりを持って皆さまと過ごしていければと思っております。
来年も楽しいイベントを企画しておりますのでお楽しみに。
それでは良いお年を
2019年12月29日 12:00
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